映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』

唐突に突き付けられた無慈悲な宣告。
この世界に残された時間は48時間。まん延するパニックに崩れる秩序。
そんな極限の世界で父親ジョンが選択する行動とは?

ぬし
ぬし
皆様、こんにちは。Naoyukashiの紅鶴なおきです!

本日、紹介させて頂くのはこちら!映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』
隕石が衝突してからの48時間をごくごく普通の家族からの目線で描いたディザスタームービー!

この記事では映画の公開前は僕が事前に調べた映画の情報や予告などから推察したオススメ注目ポイントを紹介しています。そして映画の鑑賞後は推察した注目ポイントの答え合わせと独断と偏見で感じままに書き記した、「書きなぐれビュー」を追記しております。ぜひ最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します。 皆様の興味が少しでもくすぐられ劇場に足を運んでみようかなと思って頂けたなら幸いです。

映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』詳細情報

あらすじ

突如現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突。平和な日常は一瞬で吹き飛んだ。 各国の大都市が破壊され、更なる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まり、建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティと、その妻、アリソンと息子のネイサンも避難所を目指して輸送機に向かう。しかし、離陸直前にネイサンの持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになってしまう。 ジョンが必死で妻子を探す中、誘拐されて医療処置を必要としているネイサンの救出に走るアリソン。人々がパニックに陥って無法地帯と化していく状況と闘いながら、生き残る道を探すギャリティ一家は、やがて人間の善と悪を目の当たりにする…

キャスト・スタッフ

キャスト

  • ジェラルド・バトラー
  • モリーナ・バッカリン
  • ロジャー・デイル・フロイド
  • スコット・グレン

スタッフ

  • 監督:リック・ローマン・ウォー

紅鶴なおきの鑑賞前!注目ポイント!
映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』のここをみる!

    1. リアリティのあるストーリー設定!

それは他の作品では到底、主人公とは呼べないのかもしれない。只々平凡な普通の一家のお父さん。いわゆるモブキャラのような逃げ惑う民衆の1人。でもだからこそ観る人の心を打つのかもしれません。愛する家族を守る!そんな新たなヒーロー像。

    1. ぬし
      ぬし
      僕らはみんな誰かのヒーローでモブキャラなんです!笑

    2. アカデミー賞を受賞したVFXスタジオによる超現実的VFX

2009年『2012』でVFXを一任され頭角を現し、2012年に『ヒューゴの不思議な発明』でアカデミー視覚効果賞を受賞。映画では『ジャスティス・リーグ』『ミッドウェイ』、TVシリーズでは「マンダロリアン」「ザ・ボーイズ」等、スペクタクル映像には欠かせないスタジオとなっている。

    ぬし
    ぬし
    超現実VFXとかこぇぇぇよ。超見たい。

感じたままに「書きなぐれビュー」

ぬし
ぬし
みたら書くよ!6月4日見てきたよ!

映画グリーンランドの評価は星⭐️⭐️⭐️⭐️

この作品は、どの登場人物にも共感でき自分ならどんな行動を取るのだろう?と常に没頭していてどのシーンも目が離せないものでした。そして愛する人達を守るため自分にできることを実践するそんな父親を存分に堪能できる作品だと思います。

より詳しく!

冒頭から避難対象者に選ばれる者と選ばれなかった者のギャップが壮絶で対象者に該当しなかった近所の住民が自分の子供だけでも一緒に連れていってくれと懇願します。しかし主人公のジョンは「飛行機の搭乗を空港で断られたらそこに置き去りになる。」と言い、非情にも見捨てる選択を取りました。 仮に僕自身がこの状況に遭遇し他人の子供の同乗を許可していたら、まず先に他人の子供を犠牲にするだろうなと思いました。そしてそれならばいっそ近所の子供も愛する家族と共に消滅した方が幸せだろうなと感じました。ただ間違いなく子供をお願いと頼む親の立場になれば一生怨みながら死んでゆくことになるのかも知れません。笑

ぬし
ぬし
怨まれるの嫌だけど、、。

空港で輸送を担当していた軍人、彼女は家族の安否も分からないまま任務に従事していたのでしょう。そして見ず知らずの人達を助ける為に職務を全うする。きっと実際に起きた災害時に自衛隊の方々もこのような人達はたくさんいるのだろうなと、、本当に頭の下がる思いです。 最大限の敬意と感謝の気持ちを忘れてはいけませんね!!

そして次第にパニックに陥る街。薬の置き忘れから逸れてしまったギャリティ一家は待ち合わせの場所を田舎の祖父の家と決め。そこでの合流を目指します。ジョンは家族にもう一度会うために人を殺し。母アリソンは息子と共に親切そうな夫婦と行動をしますが、この親切そうな夫婦も自分たちが助かりそうな道筋が見えると急に豹変しました。

その他には、混乱に紛れ暴徒化する者。生きるのを諦め酒を飲み日常的に振る舞い恐怖から逃れる者。神に救いを求める者。 各々が自分の終末を決める姿はとてもリアルで実際に自分だったらどう過ごすだろうと真剣に考えてしまいますね。

ぬし
ぬし
まぁ。お酒飲んで気絶してるしかないんだろうな。。笑

そんなパニックの中にあっても善意を持ち合わせている人もいて、薬をくれたり、平時ではなんて事のない些細なこと。それでも自分に出来る最大限のことを非情事態下で出来るのは素晴らしいことだと思いました。自分もできればこうありたいものですね。

その後は無事に祖父の家で合流しシェルターがあるグリーンランドへと向かうのですがその道中、ジョンは危険を冒し隕石が当たり燃えた車から気絶した人を救助します。きっと殺してしまった罪悪感からの行動なのでしょうが心のバランスを保つための行動に思えてとてもリアルだなと感じました。

無事にシェルターに到達し生き残ることができたギャリティ一家。しかし、シェルターの外にはこれから復興などで生き残った人類にまたさらなる過酷な試練があるのだろうなと思わせる程、様変わりした風景が。。前評判がよかった隕石の衝撃波のVFXはとても迫力があって怖かったです。さすがでした!

総じてこの作品のどの登場人物にも共感でき自分ならどんな行動を取るのだろう?と作品に没頭して鑑賞できたので星は⭐️⭐️⭐️⭐️です。ぜひご覧ください。

映画の中だけじゃない!本当にあった世界崩壊の危険!

2021年3月6日 小惑星アポフィス接近

「小惑星番号99942」通称:小惑星アポフィス。この小惑星アポフィスは2068年に地球と衝突するかもしれないと言われていました。そんな危険な小惑星アポフィスが3月6日に地球に接近しました。1690万km離れたところを通過したようです。次回の接近予定は2029年4月13日、地球表面から3万2000キロの位置を通過する見通しで、その距離はなんと!肉眼での確認が可能なほど接近すると言われています。このまま接近してくると…2068年にはもしや…と思われていました。しかし3月26日NASAは声明で、「2068年の衝突はもはや可能性の範囲内になく、我々の計算では、少なくとも今後100年は衝突リスクがないことが分かった」と述べました。

ぬし
ぬし
いやーとりあえず。一安心ですなぁ!

それでも仮に映画のように衝突してしまったら

仮に衝突した場合その衝突のエネルギーは広島原爆のなんと10万倍にも相当するようで、この衝撃から中長期的な被害は免れず、地球規模での寒冷化が進むのだとか。それは正に恐竜滅亡のシナリオの再来であり、文明社会に慣れ親しんだ現人類の生存は相当に難しいことでしょう。
そんな状況下であなたが取る決断は?そのとき何ができますか?

ぬし
ぬし
よし。今のうちに映画見てイメージトレーニングしておこう。

ご安心!NASAの軌道変更ミッション「キネティック・インパクター」

NASAにはDART(Double Asteroid Redirection Test)と名付けたプロジェクトがあります。これは2022年9月に「小さな」小惑星の軌道を変えることを目指しているそうでその宇宙船の打ち上げは2021年11月24日から始まります。この技術が発達し隕石の脅威から完全に守れるようになることを願います。