アニメ映画レビュー『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』その閃光はガノタの希望。

映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

機動戦士ガンダム 宇宙世紀の新シリーズ。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」映画公開後、富野由悠季監督により執筆された小説「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」から30年!
多くのガンダムファンを虜にする「Ξ(クスィー)ガンダム」の躍動をぜひ劇場で!

ぬし
ぬし
皆様、こんにちは。Naoyukashiの紅鶴なおきです!

本日、紹介させて頂くのはこちら!映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
遂に!遂に公開されます。ガノタの僕としては歓喜が止まりません。小学生の時に「ガンダムSEED」で初めてガンダムに触れ。そこから、あれよあれよで宇宙世紀が好きになってしまったガノタです。笑

今作で初めて富野作品の宇宙世紀シリーズを劇場で鑑賞できるのはとても光栄です。そして音楽には澤野弘之氏が担当しています。澤野さんの作品はどれも幻想的でエネルギッシュで心のど真ん中に「ズドン」と干渉してくる名作ばかりですので音楽からも目が離せませんね!

この記事では映画の公開前は僕が事前に調べた映画の情報や予告などから推察したオススメ注目ポイントを紹介しています。そして映画の鑑賞後は推察した注目ポイントの答え合わせと独断と偏見で感じるままに書き記した「書きなぐれビュー」を追記しております。ぜひ最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します。 皆様の興味が少しでもくすぐられ劇場に足を運んでみようかなと思って頂けたなら幸いです。

映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』詳細情報

あらすじ

第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。
 U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。
 そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
 アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。

キャスト・スタッフ

キャスト

  • ハサウェイ・ノア  小野 賢章
  • ギギ・アンダルシア 上田 麗奈
  • ケネス・スレッグ  諏訪部 順一
  • レーン・エイム   斉藤 壮馬
  • アムロ・レイ    古谷 徹

スタッフ

  • 原作 富野由悠季 矢立 肇
  • 監督 村瀬修功
  • 脚本 むとうやすゆき
  • 音楽 澤野弘之

紅鶴なおきの鑑賞前!注目ポイント!
映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のここをみる!

  1. 壊れているハサウェイ・ノア
  2. 「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」での戦闘でクェス・パラヤを失い自らの手でチェーン・アギを撃ったハサウェイは心を病んでしまいます。その悲しみに囚われたハサウェイは「マフティー・ナビーユ・エリン」を名乗りテロリストとして活動をしていくのですが、その際の葛藤や苦しみ。壊れた心を引きずり、もがきながらも自分の信じた道をゆく。狂気の真っ只中にいるハサウェイをぜひ劇場でご覧ください。

     

  3. ミノフスキー・クラフトが搭載されたMSの戦闘シーン
  4. 従来のMSは重力下での運用にはサポートメカ(ドダイYSなど)に乗らなければ機動力が乏しかったのですが、今作からはミノフスキークラフトと呼ばれる技術で重力下で自由飛行を可能にしたMSが登場します。ミノフスキークラフト自体は一年戦争時でも使われていたのですが(ホワイトベースが地上で浮いてたアレ。)その技術が小型化されMSに搭載可能となったことで従来のMSとは一線を画す性能を有する機体となりました。その圧倒的な活躍をお楽しみください。

     

  5. 劇中のテンションをぶち上げる澤野楽曲!
  6. 劇場で鑑賞して頂きたい一番のポイントはここにつきます。映像と音楽の一体化。壮大な音楽。気分が爆上がりする音楽。それが劇場空間の大音量で耳に。心に届きます。一度、劇場で澤野さんの楽曲を聴いたのなら虜になるのは必然です。「澤野しか勝たん。」これにつきます。ぜひ劇場でご体験ください。

感じたままに「書きなぐれビュー」

ぬし
ぬし
みたら書くよ!6月11日に鑑賞!

映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の評価は星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

理由はガノタだから。星は5点満点オーバーです。
え?独断と偏見がすごいって?仕方ないでしょう。ずーっと待ってたんだもん!

書きなぐれビュー

公開まで長かったー。やっと観れた!!
そんな反動からか初日公開日にハサウェイを3回も観てしまいました!
公開をずーっと待ってたから朝イチで観た1回目はイマイチどこがどうとか憶えていません。🤣
本編が始まってからずーっと感じていたのは「鳥肌ヤバイ」です。常に感覚がアクセル全開みたいな。
セリフ、BGMから効果音。何から何まで余すことなく堪能してやると意気込んで観たからでしょうか。
でも結局、情報量に僕の脳がついて行けずショート。笑
鑑賞後の満足感は相当でしたが。「何があった?」っと内容を思い出せない。(いい意味だからね!)
そんな1回目でした。

2回目はもうすでにハサウェイの感動を経験済みとあって細かいところまで注意深く観れました。
まず冒頭の銃撃戦では躍動感のあるハサウェイが拝めました!身代金目当てのテロリストに襲われる異常事態にも超冷静に振る舞っていたハサウェイはとてもカッコ良かったです!
遺体の処理をする時にハサウェイは少しだけムッとした顔をしていたのですが、ギギはこの瞬間にハサウェイがマフティーだと見抜いたのでしょうか!

ぬし
ぬし
本当に恐ろしい子!😱

そしてハサウェイ・ノアとケネスに名乗った後にくるOP!
やーかっこいい!澤野さん。さすがです。2回目でも鳥肌が・・☺️
OP後はギギとホテルに向かったハサウェイ。
こんな可愛い子と同室なんて。同室なんて。。同室なんてー!粛清ですね。羨ましい。
もちろん同室なのでチラリのハプニングもあります!
しかーし。ハサウェイは裸でうろつく女は嫌いだ的な一言。
さてはこいつ魂を引っ張られすぎだろ。ってくらい動じません。😂
このことからもハサウェイは壊れていると分かりますね。笑(男として)

地球の生活では「マン・ハンター」と呼ばれる者達が威張り尽くし。
肝心の地球人は今を生きるのに必死で無関心です。
同じような事をガンダムUCでもリディ少尉が「誰も世界が変わるなんて信じちゃいない。みんな自分の居ない100年後の世界なんかどうでもいいんだ。」と言ってましたね。
現実世界でもそうなのかもしれません。世界のどっかの誰かよりも自分の明日。当たり前と言われればそれまでですが、やはり偽善でも関心を持つことは大事なのかなと思います。
自分に出来ることは関心を持つことぐらいしかできませんが。。。

話を映画に戻します!散歩から帰ってきたハサウェイの気を引こうとギギはわざと目の前でケネスと楽しそうにしてみたり。それでもハサウェイは動じません。そしてついに市街戦が始まります。
戦闘は市街を背に戦うマフティ一派と躊躇いもなくミサイルを打ち込む軍。

ぬし
ぬし
どちらもなかなかのクソ野郎共だなと。笑

その戦闘に巻き込まれた人たちは無惨に死んでいきます。弾かれたビームの脅威にミサイルの残骸の雨。どれもこれも凄惨で圧倒されました。巻き込まれたくない!
ギギの怯えようも可哀想でした。怖かったろうに。
この戦闘でペーネロペーが初めて登場するのですがその圧倒的強者のフォルム。
そして飛行時の移動音。まさに悪魔や怪物といった言葉が似合います。いやー。恐ろしい!!😱
戦闘が終わって軍に保護されると安心したかのように大きなアクビをするギギは可愛らしかったです。

その後、ケネスらと別れたハサウェイは仲間と合流します。
ケネスが新しい司令官となったことからマフティ一派の状況は目まぐるしく変化しているようで
元々計画していたΞガンダムの受け取り作戦も困難になったため空中で受け取る作戦を新たに立てます。なんとまぁ無茶苦茶な!!
それでもなんとか宇宙から下降してきたカーゴ・ピサ内に侵入を成功させたハサウェイは衝撃の一言。「俺の甘さでみんなを危険な目に・・・」いやなんしとんねーん。ただのワガママやんけー。

ぬし
ぬし
全くもう!だよ。まったく!!


でもΞガンダムに乗り込んだハサウェイはすごかった。機転をきかしての一撃離脱。
捕虜になったガウマンも無事取り返してみんな無事の結果オーライ(ガウマンボロボロになってたけど)
そんなΞガンダムとペーネロペーの戦闘はとてもカッコよく感激でした一瞬で終わったけど。笑
次の対決がもうすでに待ち遠しいですね。

エンディングテーマのAlexandrosの「閃光」こちらの楽曲もまたこれからのハサウェイの活躍を応援するかのように感じられ、エンドロールを観ながら「ハサウェイの物語は始まったばかりなんだな」と考え深く思っておりました!

3回目の鑑賞は4DXで宇宙での浮遊感を演出する座席の動きはなかなかのもので映像の世界に入り込みやすいなと思います!宇宙を舞台にした作品が多いガンダムシリーズ作品にはとてもマッチしているのではないでしょうか。個人的には戦闘シーンの座席の動きはもう少し抑えて欲しいです。

ぬし
ぬし
首が持っていかれんねん。

劇場限定版Blu-rayは特典満載!

公開劇場限定で発売される劇場限定版Blu-rayは、そのボリューミーな内容に圧倒されます。まずは澤野さんによるオリジナルサウンドトラックCD!そして映像特典には、アムロ役の古谷 徹氏とシャア役の池田 秀一氏による『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』名場面の生アフレコ!音声特典には、ハサウェイを演じた小野 賢章氏らによるオーディオコメンタリーが!もうこの時点で「買い」です。
しかしまだまだこんなものではありません!!劇場限定版特典には小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』上巻が付いてきます。こちらは今回映像化された原作本ですね。さらにこの小説を『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でハサウェイを演じた佐々木 望氏が朗読したCDが付いてきます。総尺407分なんと約6時間半。もー長い!!気絶しかけながら一気に聴くも良し。2時間ずつ区切って3日で聴くも良し。1日1時間、1週間みっちり時間をかけて楽しむも良し。皆様はどう楽しみますか?

ぬし
ぬし
僕は1週間かけて満喫します。笑

関連おすすめ映画

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

一年戦争からの宿命に決着を。アムロとシャアの最後の戦い。そしてハサウェイの原点の物語。