愛と憎しみは表裏一体!?母の愛情が全力暴走!その狂気は正に「毒親最終形態。」体が不自由でも関係ない!歪んだ母性愛からの脱出劇。濃密な心理戦を制すのは?
怒涛のクライマックスと衝撃のラストを見逃すな!
本日、紹介させて頂くのはこちら!映画『RUN/ラン』
今やスリラー映画の代表格と呼び声高いアニーシュ・チャガンティ監督の最新作!成功を収めた『search/サーチ』の制作チームが次に世に送り出すのは「毒母」愛する娘を狂気で追い詰めるサイコっぷりをぜひ劇場の大画面で!いやー。それにしても恐い。。笑
この記事では映画の公開前は僕が事前に調べた映画の情報や予告などから推察したオススメ注目ポイントを紹介しています。そして映画の鑑賞後は推察した注目ポイントを独断と偏見で感じるままに書き記した「書きなぐれビュー」を追記しております。ぜひ最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します。
皆様の興味が少しでもくすぐられ劇場に足を運んでみようかなと思って頂けたなら幸いです。
映画『RUN/ラン』詳細情報
👩🦽『RUN/ラン』6/18公開👩🦽
🩸公開まであと3日🩸
#サイコなママから逃げて pic.twitter.com/WDaSeVaD7z
— 映画『RUN/ラン』公式_公開中 (@RUN_moviejp) June 14, 2021
あらすじ
郊外の一軒家で暮らすクロエは、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。しかし常に前向きで好奇心旺盛な彼女は、地元の大学進学を望み自立しようとしていた。そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感を抱き始める。ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑のカプセル。クロエの懸命の調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だった。なぜ最愛の娘に嘘をつき、危険な薬を飲ませるのか。そこには恐ろしい真実が隠されていた。ついにクロエは母親から逃れようと脱出を試みるが……。
キャスト・スタッフ
キャスト
- サラ・ポールソン
- キーラ・アレン
スタッフ
- 監督:アニーシュ・チャガンティ
- 製作
- ナタリー・カサビアン
- セブ・オハニアン
- 脚本
- アニーシュ・チャガンティ
- セブ・オハニアン
紅鶴なおきの鑑賞前!注目ポイント!
映画『RUN/ラン』のここをみる!
- 母ダイアンの愛が狂気に変わるきっかけ
- 手に汗握る心理戦!
娘クロエの自立したいという意思が、親離れして「自分の元から去るくらいなら…。」とダイアンを狂気の「毒母」へと変貌させたのか?それとも元々が純粋なサイコパスだったのか??すごく気になります!もしかすると母ダイアンに感情移入できるような過去エピソードなどあるのかも。。なんてね!笑
気付かれると「何をされるのか?」という恐怖がジリジリと迫りくる!母と娘の心理戦。現代のサイコホラーで圧倒的な存在感を発揮しているサラ・ポールソンの怪演をたっぷりと堪能します!
感じたままに「書きなぐれビュー」
映画『RUN/ラン』の評価は星⭐️⭐️⭐️⭐️
予想の5倍はダイアンがサイコパス!ダイアンには感情移入なんかできないね!笑
クロエ役の新人女優キーラ・アレンの演技が自然すぎてビックリ!何よりもクロエの「ガラガラドッシーン。」は本気で心配しちゃうレベルです。笑
書きなぐれビュー
赤ちゃんが産まれた。我が子の為に懸命に祈るダイアン。よしよし。まだまだ正常だ。。。
しかしその赤ちゃんは不整脈、血色素症、ぜんそく、糖尿病、麻痺を患って産まれてきた。先生にこの子は生きれますか?と尋ねると返事は返って来なかった。ダイアンの表情にはひどい悲しみの影が…。
時が経ち、難病を抱えながらも大きく育ったクロエは大学受験の合否を楽しみに待っていました!郵便配達員が来るたびにダイアンに合否の通知が来たか尋ねます。その時の車椅子を操る速度がめちゃくちゃ速い。いろんな病気を患っているのにすごく元気でこんなに大きく育って😭「本当に良かった。良かった。」って思っていました。(誰目線よ?笑)
クロエは寮生活の事やら自立する旨を楽しみにしているようで、そのことがきっかけでどんどんダイアンの様子があれっ?あれあれ??ってなってきます。
ある日おやつのチョコレートを多めに食べようとダイアンの隙を窺って買い物袋からたくさんのチョコレートを隠し持つクロエその際にダイアンの薬を見つけます。「ママもどっか調子悪いのかな?」なんて思ったのでしょうか。そんなクロエにダイアンから薬剤会社が倒産とかで薬が変わると告げられ新しい薬が渡されます。それは以前に見たダイアンの薬と同じものでした。
クロエは新しい薬が気になり再度確認のため母の隙をついて薬を調べます。すると薬には自分の名前が書かれたものが。しかしそれはカモフラージュで元々貼ってあるシールを剥がしてある痕跡を見つけます。この時点で怪しさ満点ですね。母親にこんな事されたら人間不信どころじゃない気がします・・。
薬の正体を探るべく夜中にこっそりインターネットで薬を調べようとします。しかし何故かインターネットは繋がらず、なくなく断念します。って後ろ!後ろ!台所の方でダイアン居なかった??見間違いだった?いやー。怖いです。翌日インターネットを使ったとダイアンに告げるクロエですがちゃんとそこは言うんだと関心しました「嘘をつく時は本当の事を混ぜると騙しやすい」とよく言われますものね!
その後は電話を使っての薬の調査です!電話が繋がった男性に薬の成分と本物の薬のカプセルの色を教えて貰います。クロエに告げられた衝撃の事実。薬のカプセルは赤色とのこと。。あれ?前の薬の中にもなかったよね?😨
そしてクロエは映画に行きたいと街に出る口実をつくりダイアンの目を盗み薬局に辿り着きます。謎の薬の正体を教えてもらおうとしますが個人情報保護の観点から断られます。それでもクロエは必死に理由を繕います。最終的に薬剤師は根負けしたのか薬の正体を教えてくれました。しかしそれは余りにも予想外な内容でした。この薬はなんと犬用の薬で弛緩作用がある薬とのことです。
え?大学行くために親元を離れようとしただけの娘にここまでする??正に毒親最終形態じゃん。😱
今まで娘に尽くして頑張ってきたから離れたくない気持ちは分かりますよ。でもねー。限度があるじゃないですか。
薬の正体が衝撃すぎてパニックになったクロエの元にダイアンがやってきて注射器で眠らせます。目が覚めるとそこは自分の部屋でした。部屋から出ようとドアを開けようとしますが鍵がかけられていてドアが開きません。クロエは六角レンチを使い鍵をハッキングします。あれ?なんで鍵内側からかけれる仕様ではなくて逆なんだ?と僕は思い何でだ?と考え始めようとした矢先、鍵は空いているにも関わらずドアは開きません。棒で開かないように抑えられていました。
仕方なしに窓から別の部屋に入り棒を取り除く作戦を実行するクロエ。匍匐前進で屋根をつたい無事に別の部屋に侵入を果たすと以前使った電話のコードは切られ、車椅子で階段を登るための装置が壊されていたり、ダイアンの絶対にクロエを逃さない執念がたっぷり見れました。
しかしクロエも命の危険を悟っているためどうにか逃げ出そうと車椅子を階段の上からガラガラガッシャーン。自分も頭からガラガラドッシーン。すごいガッツです笑
その後は郵便配達員に助けを求め、これで一安心かと思いきやダイアン登場で雲行きが怪しくなります。しかし配達員はクロエの状態から事件性を感じ取りダイアン相手に一歩も引きません。めちゃくちゃカッコ良かったです。しかしそんなフラグを立てるとお決まりの死が・・・。
クロエも家に連れ戻され今度は地下室に閉じ込められます。そこにはダイアンがクロエに秘密にしていた事がたくさん隠されていました。まずは幼い頃のクロエの写真。ふつーに歩けてるーーー。😱そしてある夫婦の子供が誘拐されたとの新聞記事。極め付けはクロエの死亡診断書。
そう本当のクロエは産まれてすぐに亡くなっていたのです。そして今まで暮らしていた母が自分を誘拐した事実を知り、そして本当のクロエとして育てたいというダイアンの歪んだ欲求のために普通の健康体の赤ちゃんだった自分を薬で動けない体にしていた事を悟りました。
その事実を知ったとき郵便配達員の死体の片付けを終えたダイアンが地下室に入ってきます。全ての真実を知られたダイアンはクロエに対しやり直そうと握手を求めます。しかしその手には配達員の血が・・。ダイアン超弩級のガチサイコパスだった。😨
クロエは母に殺される恐怖を感じ、たくさんの薬品がある部屋に閉じこもります。そしてその部屋で強力な薬品を見つけたクロエは自ら命を絶つ選択をします。命まで奪うつもりはなかったダイアンは慌ててクロエを病院に運びクロエは胃洗浄を施され一命を取り留めました。
ダイアンのしてきた事を看護師に暴露しようとしますが体が動きません。ここの絶望感は相当なものでした。
廊下にダイアンの姿が見えしばらくしたら居なくなりました。すると患者の容態が急変したと看護師に連絡が・・ダイアンやりやがったなー!
一人にされたクロエの元にダイアンがやってきてクロエを連れて行こうとします。しかし不審に思った看護師の連絡により警察が動き、最後の最後でクロエ自身の踏ん張りも合わさりクロエは無事警察に保護され、ダイアンは逮捕されました。
いやー良かった。途中何度もこのままクロエが人形のようになってダイアンと暮らし続けるバットエンドを想像していたので、最後にはクロエからダイアンに対する復讐も見れたのでハッピーエンドということにしましょう。
ダイアン役のサラ・ポールソンの怪演がずっと怖かったのも素晴らしいのですがクロエ役のキーラ・アレンの演技も素晴らしいと思いました。なんでもこの作品が彼女のデビュー作となったらしいのですが、その堂々たる演技に脱帽です!皆様もキーラ・アレンの演技をぜひ劇場でお楽しみ下さいませ。